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2006/05/30

105円の本達:景山民夫「どんな人生にも雨の日はある」

D0065324_2232761 どんな人生にも雨の日はある
景山民夫

探偵物やアクション物など、日本人作家には珍しい分野の小説を得意とした景山民夫は、雑誌などに連載されたコラムも数多く残している。
放送作家当時や「お坊ちゃま」として育った少年時代の想い出など、なかなか面白いものが多い。
本書に納められたコラムは、そんな昔ばなしを中心に雑多なテーマを扱っている。はっきり言って量はともかく質は玉石混交で良くも悪くも景山民夫らしい一冊である。東京で生まれ育った読者には懐かしく面白いものが多いが、地方出身者には不愉快に感じるものも少なくないのではと、人ごとながら心配になる「地方差別的」コラムが多いのである。
傑作なのは、巻末を飾る内藤陳、いとうせいこう、中島らもとの対談である。景山氏の知識と興味の広さはもちろん、その頭の回転の良さを痛感する抱腹絶倒の対談集である。105円ならお買い得である。見かけたらぜひ一読してほしい。

どんな人生にも雨の日はある

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