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2007/04/27

BraveBook:「明治・大正・昭和をめぐる東京散歩」

Book 明治・大正・昭和をめぐる東京散歩―明治に感嘆する大正に遊ぶ昭和を振り返る

販売元:成美堂出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

江戸東京ブームはまだまだ続きます。
検定試験なども始まって、実にいろいろな書籍が販売されるようになりました。

なかでも最近目立つのは「地図本」です。
地区別やテーマ別の「散歩本」、名店老舗を紹介する「街本」などがありますが、「昔と今を較べる本」が結構楽しかったりします。

江戸ブームなのですが、地震・火災・戦争そして経済発展の結果、東京には「江戸の遺産」はおろか「江戸の面影」さえ、ほとんど全くと言って良いほど残っていないのは、東京を歩いた人ならだれでもご存知のとおりです。

わずかな神社仏閣の緑に「江戸を見る」のは、よほど想像力があっても簡単なことではありません。実はその緑さえ「地図本」で確認すると戦後に植えられたものであったりするのです。

そこで最近人気は「ちょっぴり前の東京」、団塊世代なら「昭和20年代」40歳代なら「東京オリンピックの後」の「子供の頃の懐かしい街」をテーマにした地図比較本なのです。

ご紹介のこの一冊、東京の都市の骨格が固まった明治末、関東大震災で街並が一変した直後の昭和初期、高度成長真直中の昭和40年代、そしてバブル開発後の現在の4枚を同一縮尺で比較した「超力作」なのです。

例えば、今話題の品川が、明治末には江戸時代のままの砂浜の続く海岸線であったことや、昭和40年代には埋立てが完了していたことなどが、手に取るようにわかります。
さらには、街で見かけた古びた洋館がいつごろ建設され、建設されたときには何だったのかも簡単に解ります。

こんな一冊を持って東京を歩くと、散歩の楽しみがグンと広がるのです。

明治・大正・昭和をめぐる東京散歩―明治に感嘆する大正に遊ぶ昭和を振り返る

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