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2007/06/01

BraveBook:景山民夫「リバイアサン1999」

リバイアサン1999

21世紀を目前にした90年代。
長引く不況の影響もあってか終末論が一時人気でした。
装丁からして雰囲気満点のこの一冊、幸福の科学の信者でもあった景山民夫流終末論です。

破滅的な天変地異を乗り切り、より良い文明を再興した人類。
世紀末をテレビ局のディレクターとして迎えた女性が、現代文明の終末を振り返る形で展開する小説は、景山氏得意のアクションと気取った会話が魅力的です。

何の劇的な出来事もないまま、平穏無事に21世紀を迎えてすでに7年。
「到来しなかった未来」の幸せを実感して読んでも良い一冊でしょう。

リバイアサン1999景山民夫著「リバイアサン1999」
1993年 集英社刊

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