« BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア・セイラ編・前- | トップページ | BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -開戦編・前-」 »

2008/01/13

BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア・セイラ編・後-」

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (10) (カドカワコミックスAエース)

      

買ったきっかけ:
後編は、幼きセイラをおそう不幸とシャア誕生の秘話なのです。ファーストガンダム最大の謎が明らかになります。

感想:
無事地球に到着しスペイン・アンダルシアの田舎で、マス家の養子となり束の間の幸せな日を過ごす2人。快活で明るい少女に育ったセイラは医療ボランティアを始めています。
打倒ジオンの夢を諦めきれないジンバ・ラルがアナハイム社幹部と会ったことが、その幸福な生活を崩壊させてしまいます。
キシリア機関の息のかかった暴徒がマス家を襲い2人の命を狙います。キャスバルの機転と機転で2人は助かったのもの、ジンバ・ラルは惨殺され義父ティアポロは重傷を負います。
友人ヤシマ氏(そうミライのお父さんです。)の薦めもあって、ティアポロはテキサスコロニーに移住を決意します。
そのころジオン公国では、モビルスーツの開発が極秘裏にすすんでいます。生き甲斐を失い若き日のハモンが歌う酒場で荒れるランバ・ラルをドズルが訪れます。ラルはモビルスーツの黒い三連星の3人とともにテストパイロットに新たな生き甲斐を見つけます。
テキサスコロニーの別荘を管理しているのがアズナブル夫妻。その一人息子がキャスバルと瓜二つのシャーなのです。
そんな2人に届く母の死。キャスバルはいよいよジオン家への復讐の第一歩を踏み出します。
シャー・アズナブルに成り代ることに成功したキャスバルはジオンの士官学校に入学します。

おすすめポイント:
父の暗殺、母の死、兄との別れと死。人は不幸に襲われ続けたとき感情表現を失ってしまうものなのでしょう。
クールビューティーとでも呼ぶべきセイラ。常に冷静沈着で無表情が印象的でどこか謎めいた美女なのですが、幼き日のセイラは、よく笑い優しい心の快活な少女。THE ORIGINを読みセイラファンは急増することでしょう。
不遇な若きラルと、それを支えたハモンの物語も、ラルの人柄をよく描き出しています。なんといってもドズルとの会話が秀逸。それぞれに信頼しあう「男」なのですが、ユーモアある一言が余裕を感じさせるのです。
この巻以降、ドズル・ザビの登場が多くなりますが、無骨な外見からは想像できない魅力的な人物像が明らかになっていきます。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (10) (カドカワコミックスAエース)

著者:安彦 良和,矢立 肇,富野 由悠季

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (10) (カドカワコミックスAエース)

|

« BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア・セイラ編・前- | トップページ | BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -開戦編・前-」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/46036/9860646

この記事へのトラックバック一覧です: BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア・セイラ編・後-」:

« BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア・セイラ編・前- | トップページ | BraveBook:安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -開戦編・前-」 »