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2008/03/30

お知らせ:「横浜暮らし」始めました

「最近更新されないな」「内容が薄くなってない?」
などご不審の読者の皆様。申し訳ありませんでした。

いたって個人的な理由で現在更新が「手抜き」中です。

横浜に引っ越しました。港近くのマンションです。横浜暮らしは驚きが一杯。
詳しいご報告は、このブログでもいずれさせていただこうと思っていますが、横浜にテーマを絞った新しいブロクを立ち上げました。

「横浜散歩」

「すばらしき新世界」は政治・哲学からお気楽読書まで総合ブログを指向していますが、「横浜散歩」は横浜住まいの方、横浜好きの方や横浜に観光に訪れる方が便利に気軽にご利用いただけるよう作っていきたいと考えています。

こちらも更新少なめで現在のところ記事は2つ。怪しげで楽しげな横浜名曲集のCDのご紹介。
そして先ほどアップしたばかり横浜の桜見物案内です。
横浜の桜はとても綺麗。海風が影響するのか花の色も軽やかに見えます。

今日はこのあと「横浜散歩」でもご紹介した三渓園の「観桜の夕べ」で夜桜見物の予定なのですが、天気予報は午後から雨。少し厚着が必要なようです。

「横浜散歩」もどうぞよろしくお願いします。

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2008/03/13

BraveBook:和田竜「のぼうの城」

のぼうの城

      

買ったきっかけ:
どこかとぼけた表紙が印象的なこの一冊。
歴史小説としては短編と言って良いでしょう。

感想:
時代は天下統一目前の太閤秀吉の時代。
場所は現在の埼玉県は行田市。
小田原・北条氏が支配する関東一円の攻略にいよいよ着手した秀吉だが、田舎の一支城に過ぎない行田忍(おし)城攻めに苦労するというお話しなのです。
ストーリーは単純明快、登場人物も歴史小説としては異例なほど少数。
よって、スピード感あふれる軽快な小説になっています。
主役は「のぼう様」と呼ばれる若き城主とキャラ強めの田舎武将達。
「のぼう様」とは「でくのぼう」の「でく」が取れて敬称の「様」が付いたもの。
しかも、そう呼ぶのは城下の庶民達。
どうみても武将失格、武士失格の無能な「のぼう様」が実は忍城の勝利の鍵なのです。
読み始めてすぐストーリーが解ってしまうほどの単純な物語なのですが、なぜか最後まで読んでしまうのは、これが初小説の筆者の才能なのでしょう。

おすすめポイント:
単純で明確なストーリーはかえって魅力的です。
司馬遼太郎風の歴史小説にありがちな膨大な背景描写も心理描写もなく、時空を超えた蘊蓄(うんちく)の披露もないことが、実に解りやすい小説を生み出しているのです。

でも、表現力と情報量豊かな劇画漫画に馴染んだ若い読者には、登場人物の描き込みが少ないことが物足りないかもしれません。

たまにはこんな小説も良いものだと思います。

のぼうの城

著者:和田 竜

のぼうの城

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2008/03/01

105円の本達:堀田力「おごるな上司!」

堀田力の「おごるな上司!」—人事と組織の管理学

おごるな上司!  日本経済新聞社1994刊


異色の組織論として大ベストセラーとなったこの一冊も、今や105円コーナーの常連です。

著者自らの経験から組織について、部下との関係、上司論を展開しています。

本質的な指摘が多く、10年以上を経た今でも十分一読するに値する警句に満ちています。

ただし前提として、貴方が有能な人材の集まる組織に所属している必要があります。

平成不況とリストラで荒みきった多くの会社では、人材が使い捨てにされ、計画的に育成されることはありませんでした。

そんな会社の中間管理職には夢物語のような組織論ではあります。



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