カテゴリー「BraveGoods」の記事

2012/09/17

BraveGoods:recolte社製ソロ・ケトル

平成24年9月から東京電力の電気料金が値上げです、実に不愉快。
勝手に原子力発電所を作って、勝手に事故を起こして、勝手に莫大な補償金を払うはめになって、政官癒着で倒産もせず、「お金が足りないので値上げします。」
そんな勝手な理屈が、利用者の了解も受けずに通ってしまうとは。
本当に、本当に、本当に「不愉快」です。

何しろ電気は現代生活にとって必要不可欠な基盤の一つ。しかも、我が家はオール電化なのです。

ということで、とりあえずは生活防衛です。
東京電力の値上げの案内は実に不親切で、わざと分かりにくくしているとしか思えないですが、電気料金を下げるには基本料金を下げるのが一番です。我が家は、既にオール電化住宅としてはギリギリの50アンペア契約だったものを、30アンペアに引き下げました。それだけで、1365円の基本料金が819円に。その差546円。
「たったそれだけ?」と思ってはいけません。月額1万円の電気料金を払っているなら約5%、5千円なら10%の節約です。この分を節電で生み出すのは相当に大変なのですから。

当然最大ワット数が下がりますから、工夫が必要。瞬間的にでも30アンペアを超えてしまうとブレーカーが落ちるので注意が必要なのです。
電力消費量が多い電化製品の代表的なものは、IHヒーター・電子レンジやオーブン・食洗機・電気ポット・白熱灯を使った照明などです。これらを同時に使わないように注意さえすれば、30アンペアを超えることは、まずありません。
特にIHヒーターは、2〜3口あるので注意が必要です。料理のときは仕方がありませんが、お湯を沸かすときも使用すると結構電力を使用するのです。
そこで購入したのが「電気ヤカン」です。最大電力わずか800Wすなわち8アンペアしか使いません。しかも5分もかからずに沸騰。

このrecolte社製モデルは0.5リットルを5分もかからず沸騰させます。絞り込んだようなスタイリッシュなデザインが独特で美しい。コーヒーや紅茶を一人で楽しみたいときなどに最適です。
2人暮らしや、家族でとなると少し小さいので、人数に合わせて選ぶのが良いでしょう。ただし、大振りのものは最大電力が大きいので注意しましょう。

よっぽどこちらを買おうかと思ったのが、ラッセルホブス社のもの。伝統的なデザインの優美な曲線が魅力的です。現代的なキッチンであれば、recolte社製の直線的な1リットルモデルも安くてお薦めです。

この際「両方購入!」とも思ったのですが、せっかく電気料を節約しても元はとれないので断念。でも、不愉快な思いをして高い電力料金を払うよりは、よほどマシなのではと思ったりもします。

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2010/11/20

BraveGoods:ハロッズ・クリスマスベア

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「紅茶がないな〜」
などと思って、三越のハロッズに立ち寄ったのです。(ここのNo.14ブレンドはお気に入り!)

そうしたら、目が合ったのですよ。
そう、この赤いセーターを着た熊さんと。

このブログを読んでいただいている方なら、すでにお気づきでしょうが、私、非実用品=嗜好品というものに全くと言って良いほど、関心がありません。
いや、正確にいうならば「関心がありませんでした。」

買ってしまったのですよ。この何の役にも立たない30センチほどのヌイグルミの熊さんを。
何故なのかは、未だにハッキリとは説明できないのですが、どうしても家に連れて帰りたくなってしまったのですよ。
つぶらな瞳で真っすぐに見つめられる経験がなかったからなのか?
いかにも暖かなその姿に、足早に冬に向かっていく季節の人恋しい気持ちが反応したのか?

今、このブログを書いているパソコンデスクの上で、こちらを見ている姿が実に実に「愛しい」のですよ。

一緒に入っていたカードによれば、この熊、よくペットを飼っている人風に言えば「この子」には名前がありました。
「アーチー」?
男の子だったのか!
何と雄の小熊に恋してしまったのでした。よく見れば、セーターの着こなしやマフラーの巻き方が確かに男の子しています。

ハロッズのホームページで確認してみると、このテディベアは1986年以来、毎年発売されていて、それぞれに個性的な姿形で、名前や「物語」があるのでした。
何度もハロッズに行っていたのに、これまで一度も出会わなかったのか?
そんなはずはないわけで、今まで全く興味がなかったので、気にも留まらなかったに違いありません。
このページの歴代のクリスマスベア(日本ではイヤーベアと呼ぶのが一般的だとか)をじっくりと観察してみたのですが、今年の「この子」が一番可愛い!
なんとなく、自分のペットを溺愛する人の気持ちが、少しだけ解った気がしたのです。

オンラインショッピングで買うこともできるようですが、出来ることならお店まで足を運ぶのがお薦めです。
そこには、沢山のアーチーがいるはずですが、一人ひとりの表情が微妙に違うのです。
チョッピリ寄り目だったり、一癖ありそうな顔つきだったり、ひたすら可愛い表情だったり。
お店までいけば、最愛の「うちの子」を満足いくまで自由に選ばせてもらえるはずです。

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2010/07/09

MacLife:iPad読書ノススメ

iPadを使いはじめて、早いものでもう1月
ずっと前から、使っていたように、今ではすっかり生活の一部になっています。

iPadについては、書きたいことが沢山あるのですが、まずは誤解の多い「読書のための機械としてのiPad」についてです。

残念ながら、2010年7月現在で期待されたiBooksStoreには、日本語書籍はほとんどなく、まるで見知らぬ国の洋書店に迷いこんだような気持ちになった方は多いと思います。
クリック一つで、日本語の新刊本が手に入るのには、まだしばらくかかりそうな様子です。

では、それまでiPadで「読書」ができないのか?
そんなことはありません。
いくつかの専用アプリで、本や雑誌を読むことができます。
まだまだ、発展途上で、操作性が悪かったり、掲載されているのが一部だけだったりと十分とは言えませんが、日に日に環境は良くなっていると思います。
いずれも、iPadのAppStoreアプリから、簡単に探すことができるので、ぜひ利用してみましょう。

その中でも、何といっても一押しなのが「SkyBook」です。
そこには、無数の明治から昭和初期までの名著が溢れているのです。
アプリも本も一切無料。
アプリをダウンロードしたら、「作品追加」ボタンをクリックして本をダウンロードする、そんな仕組みです。
写真やイラストはなし。従って容量も小さめで数百ページの本もあっと言う間にダウンロードが完了します。
とは言っても、通信料がかかる3Gではなく、Wi-Hiでの利用が良いでしょう。

実はこのアプリは「青空文庫」のiPad版なのです。
なぜアプリの名称を「SkyBook」としたのかは不明ですが、「青空文庫」なら知っている方も多いはず。
全ての本は、著作権の切れたものばかり、電子化作業は全てボランティア。それが全て無料の理由です。
でも、無料だからこそわざわざ購入したりしない、明治や大正の文豪達の名著を気軽に読めるのです。
学校の教科書で、ほんの一節だけ読んだことのある小説を、改めて読んでみるのは、思った以上に感動的な体験です。
また、多数のボランティアの方々が、個人的な趣味で電子化しているが故に、小説に限らず、今や絶版となった随筆やコラム、書簡などまでが読めるのも感動的。
名前しか知らない作家達の、人間性がわかったりして、100年たっても人間なんて一緒なんだななどと感慨にふけったりもできます。

横表示に対応していないなど、アプリケーションそのものの操作性は、ちょっと独特で慣れが必要なのですが、フォントやサイズ、紙の種類(!)までもが自由に設定できて、真に「読書」を楽しむことができるのです。
iBooksが軌道にのるまで、ぜひSkyBook読書を楽しみましょう。

ちなみに、iPadでの読書には書見台が最適だと思います。
もちろん、ソファーで横になって見るのも良いのですが、名作や名著を読むならば、しっかりと机に向かって読みたいもの。
スタンドでは、やや角度がありすぎて読みずらく、といってそのまま置いたのではやはり読みにくい。
自由に角度がつけられる書見台は本当に便利です。
個人的には、iPadというハイテク機器だからこそ、あえて木工製品で瀟洒な彫刻など施されたクラシカルなものが気分です。
アマゾンで検索しても、どうもピントくるものがないのが残念。
近いうちに、西荻窪あたりの骨董店などを探検してみようと思っているのです。


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2010/05/29

MacLife:iPadの素晴らしさ

iPadの素晴らしさについては、新聞や雑誌にあまりに「的確」に紹介されていて、このブログで何を紹介できるのか。

考えることしばし、ちょっと目先を変えて、あまり紹介されることのない「パッケージング」の素晴らしさをご紹介します。

最近のアップル製品全般に共通することですが、アップルの製品を購入するたびに感じることは「魅力的で実に簡単に使えるものだ」と感じさせるように、細やかな工夫が梱包から説明書まで一貫してなされていることです。

他社の製品の梱包や説明書が、共通して実に雑多な写真や説明文、注意書きにあふれていることと、あまりに対照的なのがアップルなのです。

宅急便の無地の段ボール箱を開封すると、iPadを梱包した真っ白な箱が現れます。
贈答用の高級菓子が入っているような、いかにも丁寧に作られた箱の上蓋は、起動直後のiPadの画面のフルカラーの写真のみ。
側面は銀色のアップルマークが2面、黒字の「iPad」が2面。
ただ、それだけなのです。
自らが購入した製品の外装である以上、それ以上の情報は不用。そんな当たり前の思想がそのままデザインされています。

上蓋を引き上げるように取り去ると、まさに未起動のiPadが突然現れます。
この瞬間、製品が確かに手元に届いたのだと直ちに実感できるのです。
iPadを手にとり、じっくりと確認したのは私だけではないでしょう。

箱は「上げ底」になっています。これも「製品の価値」を具体的に感じさせる為の絶妙な工夫なのでしょう。もし、iPadがわずか数センチの厚みの箱に入っていたら感動と満足感が若干損なわれていたに違いありません。

iPadの下には、無地の洋封筒が一つ。
開いてみると、わずか1枚のマニュアル。
表面は「iPad」の文字と起動直後の写真。iPadのわずか4つのボタンの簡単な説明、ただそれだけです。
裏面は2段落のわずかな説明文が。

第1段落
「設定して、同期して、充電する
1 www.itunes.com/jp/downloadにアクセスし、最新版のiTunesをダウンロードして、お使いのMacまたはPCにインストールします。
2 同梱のケーブルを使用して、お使いのコンピュータのUSBポートにiPadを接続します。
3 iTunesで表示される画面の指示に従ってiPadを設定し、お手持ちの音楽、ムービー、テレビ番組、アプリケーション、写真などを同期します。iTunesStoreから音楽、ビデオ、その他のコンテンツを購入することもできます。また、AppSroreで提供されている10万以上ものラインアップからアプリケーションを選べます。」
第2段落には、さらに詳しい情報を得る方法が10行ほど。

これが、iPadを使い始めるための「必要かつ十分な説明」なのです。
どんなに機械が苦手であると自覚している人でも、この説明を読んで難しいと感じることはないはずです。
こんな配慮ができる会社は、残念ながらアップルをおいて他にはありません。

最近購入したPC、できればMacさえあれば、iPadを使い始めるまでには、あと10分もかかりません。

今朝から、使い始めたMy iPadは、このブログを書いている横で、iPadの発売を誇らしげにプレゼンテーションするスティーブ・ジョブスの映像を再生中です。

アップル社とジョブス、そしてiPadの未来に栄光あれ!

アップル

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MacLife:iPad! Pad! Pad!

28日、iPadがついに発売になりました。

インターネットで予約してあったiPadも、しっかりと28日の午後に配達されてきました。
最近のアップルの、このような「律儀さ」に好感度を持ちます。

すでに、新聞を含む大手マスメディアや雑誌には、実に多くのレビューが掲載していて、ハードウェアからソフトウェア、操作性や革新性、将来性まで、今さらこのブログでレポートするまでもない状況です。
どれもプロの書き手によるものだけに、実にポイントを押さえていて、とても参考になることばかり。
しかも、いずれも好意的で批判的な記事はほとんどありません。
決して「提灯記事」でも「御用記事」ではなく、記者達の素直な感動が伝わってきます。

 

参考に新聞の特集記事などのURLをのせて見ましたので、ぜひご一読を。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100529-OYT1T00026.htm

http://mainichi.jp/life/electronics/graph/20100128_2/

http://mainichi.jp/select/biz/news/20100529ddm008020114000c.html

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100527/biz1005272125038-n1.htm http://www.asahi.com/digital/av/TKY201005280519.html

http://www.asahi.com/topics/iPad.php

http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A88889DE2EAE0EAE0E6E2E2E0EAE2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3EAE3E0E0E2E2EBE0E4E2E2

※うまくリンクされていなければ、カットペーストでブラウザで表示してください。


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2010/05/08

MacLife:ようやく予約開始のiPadです。

ブログ再開第一弾として「iPad」誕生をお知らせして、早3月!
ついに、ついに、日本での発売日が決定です。
5月28日。
予約開始はゴールデンウィーク開けの10日。
アップルホームページにようやく告知が掲載されています。

それにしても、ブログ更新がまた滞ってしまい本当に申し訳ありません。
なんだかんだと忙しくしていると手が回らず......
言い訳はともかく、今後こそまめな更新をしたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いします。

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2010/01/30

MacLife:「iPad」ついに誕生!

ブログ再開に絶好のニュースが飛び込んできました。
「大きなiPhone」こと「iPad」がついに誕生です。

音声通話こそできませんが、iPhoneの全ての機能が搭載された、大きな画面の携帯端末です。
実際の製品の写真や機能は、アップルのホームページに既に詳細に掲載されていますので、ぜひご確認ください。

重量は約500グラム。駆動時間は動画を連続再生しても10時間。
ついに、アップルが新しい時代を開けました。

iPad」の誕生を、このブログで名前もそのまま「予言」してから早や3年。
実に実に待ち遠しかった!!

この端末は、「ガラパゴス」日本にどう受け入れられていくのでしょうか。

新聞の購読をやめて、約10年。
ついに、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・手帳そしてパソコンのあらゆる役割を、一手に引き受ける本格的な端末が誕生したと言って良いでしょう。

日本での販売価格は未発表ですが、10万円を大きく下回ることは確実。
まもなく、予約が開始されます。

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2008/12/29

BraveGoods:BOSE社製「FreeStyleⅡ(FS-321Ⅱ)」

このブログで報告したことがある液晶テレビ代わりのDELL社製液晶モニタの音声が故障して久しい。とりあえずアンプ付スピーカーを接続して代用していたが、DVDで映画などを見るにはいかにも貧弱で実に情けない環境に耐えていた。

年末、少ないながらもボーナス。とのことで、この音響環境の改善に取り組んだ。
まもなく地上波デジタルが本格稼働の今、大画面液晶テレビの購入はペンディングとして、外付5.1chサラウンドシステムが第一候補。

ネットと大型家電量販店をリサーチすること1週間(早!)。結論は、BOSE社製「FreeStyleⅡ(FS-321Ⅱ)」 ウーハー1・ツイーター2で構成される世に言う2.1chサラウンドシステムです。本格的5.1chシステムは配線やセッティングが複雑で視聴範囲が制約されるなど、まだまだ「発展途上」の印象です。
それに引き換え2.1chシステムはずっと手軽で制約少なめなのでした。

とは言ってもそこはBOSE。ただの2.1ではありません。小さなツイータースピーカーには各2個のスピーカーが搭載され各々が別アンプで駆動される。BOSE社独自の3・2・1システムの本格的5.1chシステムなのです。すなわち3つのスピーカーに計5つのスピーカーが搭載され、その僅かな位相差によって5.1chと同様の効果を生む至って先端的システムなのです。

上位機種にはDVDプレーヤーやHDシステムが組まれていますが、肝心のサウンドシステムは同一です。あえて最廉価のFreeStyleⅡを選んだ理由は、この機種だけが光入力が2系統あったからなのです。数ある5.1chシステムでも、まだまだ普及途上の光入力を2系統用意しているシステムは多くはありません。なぜかFreeStyleⅡだけが光2・アナログ1の3系統が用意されていたのでした。

なぜ光2系統かといえば、今や標準装備のDVDプレーヤーはともかく、現行のマックには光出力が標準装備されているからなのです。
ヘッドホン端子と共用なので一部で誤解されているようなのですが、MacMiniにもMacBookにも全てのモデルが標準で光音声出力が搭載されていて、高音質の音声出力が可能です。
常時MacとDVDプレーヤーを自由に切り替えながら、DVD再生が可能となるのです。

さて、肝心の音質などですが、これこそBOSE!で大正解でした。
よくこんな音がと思うほど高音から重低音まで再生されるばかりでなく、スピーカー幅を軽々と乗り越えて、約180°の範囲のサラウンド再生が可能です。
さすがに本格システムのように360°を自由に音が飛び回るようなわけにはいきませんが、思った以上に広がりがある音空間が生み出されています。

最後に凄いと思ったことを一つ。
システムそのものは多機能リモコンのみで操作可能なのですが、数あるボタンのうちでFreeStyleⅡを操作するのはたった2つ。FreeStyleⅡの電源ON/OFFと音量調整しかないことなのです。
他のボタンは全て接続されたプレーヤーやテレビを操作するために用意されたものなのです。
すなわち、FreeStyleⅡはたった一つの標準設定のみでハリウッド映画からコンサートまであらゆる音環境をサラウンド再生してしまうのです。一般に高級サラウンドシステムでも、音声中心・音楽中心・映画などでモード切替えをすることが一般的です。それだけ、サラウンド環境の再生は難しいわけで、どうしても自動設定はできないものなのです。
そこをあえて単一設定のみとするところが、BOSE社がいかに3・2・1システムに自信をもっているかの現れといえるでしょう。(決してコスト削減のための簡略化ではありません)

将来、最新鋭の音響システムに主役を譲ることがあっても、FreeStyleⅡは末永くMac用などのサブシステムとして利用することができそうです。
そんな優れたシステムが7万円ほどで入手できる21世紀に乾杯です!!

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2008/12/20

BraveGoods:理想の椅子探し6

さて、いよいよハーマンミラー社のアーロンチェアの選び方講座も最終回です。
サイズ・機能といった本質的に重要な選択が終われば、あとは趣味趣向の世界。
でも、長く使いたいと思う理由としては案外それが重要だったりするのです。

アーロンチェアには、材質と色・生地模様の選択肢があります。
基本的には、どのように組み合わせるかは自由ですが、実際に日本で購入できる組み合わせは限られています。

まずは材質と色ですが、定番の艶消グレーの「グラファイト」、深みのある金属色の「ポリッシュドアルミ」、ほとんど店頭で見かけることのない「チタニウム」の3種があります。

「グラファイト」は、アーロンチェアと言えば誰でもが思い浮かべる定番カラー。機能チェアとしてここまでの地位を不動にしたのは、このカラーあってこそと思います。固い会社からデザイン事務所まで、どこにでもマッチする機能美を強調するカラーです。反面、普通の家庭の書斎に置くのには、若干存在感がありすぎる色でもあります。もともと大振りなアーロンチェアが「いかにも」な存在感を発揮してしまう、そんな色なのです。

「ポリッシュドアルミ」は、高級感漂う一押しカラー。脚部だけではなく、肘掛けやアームなどが、深みのある銀色の金属素材となっていて、実に美しいモデルです。肘掛けも本皮仕様になっていて、しっとりとした質感が最高です。重厚な雰囲気のオフィスや木目調の書斎などとの相性は得に抜群。まさに一生ものに相応しい出来映えです。難点は値段が高めなこと。でも、長く使うことを考えれば、この価格差は納得の範囲内でしょう。

「チタニウム」は、実は最後まで「ポリッシュドアルミ」と選択に迷ったカラーです。つや消しのチタニウム色は生地と一体で、名前からイメージするより、ずっと落ち着きのある色合いです。その明るい色合いがアーロンチェアの機械的な重厚さを和らげて、ごく普通のリビングルームなどに置くには最適なモデルに仕上がっています。随分明るい色合いですが、それでも安っぽくならないところがアーロンチェアの素晴らしいところ。タワーマンションなどの広いリビングで、インテリアにこだわるなら「チタニウム」は良い選択だと思います。

生地模様も同じく3種類。
定番の「クラシック」そして「タキシード」と「ウェーブ」です。
どれもアーロンチェアが開拓したメッシュ素材ですが、織り模様が付けられています。

「クラシック」は定番中の定番。平織りのメッシュは弾力性があって軽快です。スタンダードの安心感ならこれでしょう。

「タキシード」は大きな菱形の織り模様。でも写真で見る以上に模様は目立ちません。むしろ、厚手に仕上げられて、滑りにくい素材が魅力です。「クラシック」は若干滑るような感触がありますが、「タキシード」は素材と織り柄の効果でしっかりと体を支えてくれる感覚があります。

「ウェーブ」はちょっぴり趣味性が高い生地です。大きく畝る織り柄は、機械的なアーロンチェアとは異質です。それを絶妙に調和しているところは流石ですが、好みは分かれるところですので、実物を良く確認してみましょう。

6回にわたる「理想の椅子探し」はいかがでしたでしょう?
個人的にはアーロンチェアの購入は良い選択だったと思っています。このブログをPCで打ち込む作業の体への負担がグッと減りました。「たかが椅子されど椅子」椅子へのこだわりは、ある面で健康への近道だと言えるでしょう。

各回ごとに商品説明など詳しくご覧になれるようアマゾンへのリンクを付けましたが、最近の円高の影響もあって、インターネットショップでのアーロンチェアの価格は低下気味のようです。キーワードで検索すれば、相当数のショップがヒットするようですので、この記事を参考にじっくり検討されることをお薦めします。
最後にショップを選ぶ際の注意を一つ。高価で長持ちするアーロンチェアだけに、正規代理店を選ぶことは重要です。並行輸入品は格安の場合もありますが、アフターサービスに不安があることは事実。ハーマンミラー社の国内サポートは充実していますが、正規輸入品以外は保証期間内でも有償修理になる場合もあるようです。「一生もの」の買物だけに良いショップを選びましょう。(アマゾンに掲載されているものでも並行輸入品があるようですのでご注意を)



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2008/12/13

BraveGoods:理想の椅子探し5

アーロンチェアは様々な機能を持っていますが、機能満載のフル装備タイプとスタンダード装備タイプがあります。
フル装備タイプには「アーム調整」「リクライニング調整」「前傾ポジション調整」の各機能が追加されています。
価格差はモデルによって異なりますが、約1〜2万円。意外に価格差があるので、どちらにするかは考えどころでしょう。

アーム調整機能は、肘かけの高さと向きを調整できます。高さは左右独立して無段階に調整可能。例えば寛いで資料を読むときは低め、長時間集中してキーボードを打つときには高めにするなど、利用方法によって位置を変えることができて便利です。また独立して肘かけの先端を広げたり狭めたりできるので、手の位置によらず肘かけを常に利用することができるのです。

リクライニング調整機能は左のレバーで調整します。後ろに寄りかかったときに、沈み込む角度を制限できる機能です。利用するとわかりますが、ある角度以上にリクライニングしないのが案外便利です。アーロンチェアのリクライニング角度は深いので、かなり後ろまで下がります。例えば読書のとき、ある程度の角度でないと首に負担がかかってしまいます。程よいところで止まることで安定したポジションを維持できるのです。

前傾ポジション調整機能は少し説明が必要な独特の機能です。左前のレバーで操作しますが、座面・背面の設定をそのままにして全体を前傾させる機能です。
一旦後ろに寄りかかって維持したい腰の角度を決めてから、レバーを引き上げ腰を浮かせば、座面全体が前傾します。
何でこんな機能が必要なのかは利用してみると解ります。
机で書き物をするとき、普通の椅子では、上半身を前傾させて腹部を圧迫するような姿勢となってしまいます。この前傾機能を使うと、臀部後方が浮き上がるため、上半身と下半身の角度を変えずに前傾することが出来るのです。つまり、椅子そのものを前傾させることで、腹部と腰部に負担をかけず、しかも背もたれも利用可能となるのです。
ちょっと解りにくくて地味な機能なのですが、机での書き物が多い方には絶対にお薦めの機能です。

どう説明しても解りにくいところですが、こちらのHPの図解を参考にご覧ください


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