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2011/06/05

横浜都心部コミュニティサイクル社会実験、始動!

「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」という、いかにもお役所的な名前の仕組みができました。

「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」HP

横浜市がドコモと共同して行う、乗り捨て型の貸自転車システムです。
この仕組み、日本では全く知られていませんが、パリなどヨーロッパ主要都市では、しばらく前から導入が始っていて、結構定着しているようです。

上のホームページを見ても、もう一つよく解らない。
そんな印象を持った方も多いでしょう。正直言って、どんな利点があるのか、少しも解らない、実にヘタクソな説明で、雑誌などへの露出もそれなりにあるのですが、あまり利用者が多いとは言えない状況です。
各ポート(自転車が置いてある場所)には、土日曜日にはドコモ社員が宣伝のために配置されていますが、こちらもやる気のなさが顔に出ていて、たまに関心を持った人から質問されても、満足に要領を得た説明もできない状況で、困ったものです。

と言うことで、久々更新の横浜散歩が解説しましょう。

ます、このシステムを利用するメリットのある人は
1 横浜市の中区・西区在住で、JR根岸線より海側に住んでいる人
2 同じく、そこに勤めている人 です。
後でご説明するように登録制度があるため、初めて横浜観光に来た人や時々横浜に買物に来る人には、ほとんどメリットはありません。

次に、どのように利用するものなのかですが、
例えば、みなとみらい地区に住んでいる人が、元町ユニオンに買物に行くとき、行きはこの自転車を使っていき、荷物が重い帰りはみなとみらい線を利用する場合などに便利です。自分の自転車なら帰りも当然自転車で帰らなければなりませんし、往復とも電車を使うと交通費が2倍かかるので、このような場合にはとても便利。
同じく、なかなか自転車を止める場所が見つからない、チャーミングセールの際なども、到着時に一旦ポートに自転車を返してしまい、帰りに再び借りれば良いので便利です。もちろん、そのまま電車や歩いて帰っても大丈夫。

あるいは、夕方、横浜球場にナイター観戦へ行く場合。MY自転車は置く場所の確保はまず困難。歩いていくには遠すぎるし、みなとみらい駅から日本大通駅まで電車でいっても、結構時間がかかる場合など、この自転車なら球場脇のポートに返却してしまえば大丈夫。みなとみらい地区からわずか15分ほどで移動できます。

要するに、最寄りのポートから目的地のポートまで、自転車を乗り継いでいく仕組みなのです。
横浜在住や在勤の方なら、あまり機会はないと思いますが、桜木町からマリノスタウンに行って練習観戦、そのあとランドマークタワーで食事、赤レンガ倉庫でショッピング、最後は山下公園のベンチで一休み、などという移動が、ポートからポートへ自転車を乗り付いていくことで可能となります。
「ポートに自転車や返却場所が満員だったらどうなるの?」
当然の疑問ですが、コンピュータで各ホートの自転車の状況はリアルタイムで把握されているそうで、スタッフが過不足なく自転車を移動されているので、大丈夫との説明でした。

さて肝心の仕組みなのですが、まずは料金の精算に使用する為にクレジットカードなどの登録が必要。ホームページからも出来ますが、登録事項が結構多いので、桜木町と馬車道にある登録カウンターに出向くのが良いでしょう。
登録は即日完了で、カードを受け取ればその帰りから利用ができます。
種類は、月額1050円で何回でも使えるものと、1回105円の会員の2種類。
切り替えは105円で出来ますので、どうしても心配なら1回会員からスタートすると良いでしょう。
利用時間が午前8時から午後9時半と短いのが残念です。24時間とは言いませんが、早朝から深夜までなら通勤や通学にも利用できるのに。ぜひ利用時間を長くしてほしいものです。

実験期間は3年間とのことなのですが、ぜひ成功させていただきたいものです。
まずは、ドコモのスタッフのやる気が重要。せっかくモバイル環境があるのですから各ポートの社員に自慢の端末を持たせて、その場で登録ができるようにしたらどうでしょうか?
また、観光地巡りの観光客の取り込みも重要です。1日フリー・2日フリーなどの種類の登録制度も必要です。博物館や観光名所が集中しているこの地区で、多くの観光客が徒歩や「あかいクツ号」で観光しています。このシステムを最も使いたいのは、そんな観光客のはず。
そうすれば、もっと多くの利用が見込まれるし、ポートも自転車台数の増やせるはず。1日300円のワンデイカードの発行をぜひ検討してみるべきでしょう。

横浜在住・在勤の人には月額登録がお薦め。
自分の自転車を持っている人でもメリットが一杯です。今なら初回登録料も必要ありませんので、横浜暮らしを一層便利にしてみましょう。

「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」HP

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